タイサンボクの白い花

直径20cmくらいの大輪、タイサンボクの木のお花。

つやつやした葉っぱが一年中青々としている木だけど、お花が咲くこの季節は木の近くに行くと甘い香りが漂って神秘的。

明治6年にアメリカから日本に入ってきて、公園樹として新宿御苑や上野公園に植えられたのだそう。

明治時代は、まだみんな着物を着て、洋食も食べる機会もなかった当時、タイサンボクの葉やお花の大きさに驚いたんだろうな。

アメリカは国土も大きいけど、お花や木も大きい。
こじんまりとして繊細な日本にはない、大きな海のようなおおらかさを感じる。

葉っぱは煎じて飲むと高血圧に、つぼみは鼻づまりや頭痛にも効くという薬効もあるタイサンボクは、
人の体だけでなく、こころにも作用するような、なにか精神性のようなものを感じる。
立派な葉の生命力なのか、理由はわからないが、こんどアメリカ先住民のエピソードなども調べてみたい。

この立派な白いお花は2日が寿命ということだから、たまたま満開の日に見ることができて嬉しい。
タイサンボクさん、立派なお花を見せてくれて、どうもありがとう!!

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お手入れ

お花のお手入れをする、それだけでどんなに心が和むか計り知れません。

大掛かりなことでなくても、たとえばお水をあげる、枯れた葉っぱを取り除く、雑草を抜く、伸び過ぎた茎をカットしてあげる。
そんな些細なお手入れでも、ホッとする時間です。

そこにはきっと日常の生活には忘れかけている何か必要なものが含まれているからでしょうか。
理由はわかりません。

土に触れることをするともっとパワーを感じます。
地球に触れたような喜びが沸く気がして嬉しくなります。

それまで意識していなかった風の流れだとか虫や小鳥の声も可愛らしく聴こえてきて自然にウキウキするのです。

今の季節は色々なお宅の前のお庭でバラが可愛らしく咲いていて、嬉しくなるけど、写真は高校の校門近くにあるフェンスのバラ。
なんて可愛い子ちゃんたちなの?!って思わずキスしたくなるような咲き加減でしょう!!

虫食いもなく、栄養も満点。すごくいいお手入れをしてもらってシアワセな子たちですね。

こんなピンクのバラがたくさん咲いている天使みたいなウェディングドレスを作りたいです!!

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白雪姫

「シュネーヴィッチェン」という名前の白いバラ。
ドイツ語で白雪姫という意味。

白も雪も姫も無垢なイメージだから、白雪姫という名前だけでそのバラが清らかに見えてくる。

以前アトリエの照明を取り替えに電気屋さんが来て下さったとき、スタッフに「ウェディングドレスが綺麗だから、あなたたちも美しく見えますよ*」と言ってくれたことがある。
人間の思い込みってロマンだと思うし、そう思ってもらえるのも夢だと思うので嬉しかった。

ドラマ天皇の料理番で、料理長の宇佐美さんが「鍋洗いもろくに出来ない奴が、ろくな料理を作れた試しはない」と言っていたように
わたしの中でも、毎日のお掃除にこころを込められないようでは、人のこころに届く仕事はできないという信念をもっている。

だからしごとは、お掃除にはじまり、お掃除に終わると思っている。

有名だとか有名でないとか関係なく、自分のしごとに誇りをもってがんばっている姿を見ると、スーパーのレジの女子でも、定食やさんのおやじさんでも思わず胸に手を合わせたくなるような尊い気持ちになる。

毎日の掃除を無駄だからと手抜きすることなく、昨日気づかなかったところの汚れを発見した! という歓びを持っていれば
どんなしごとだって歓びをもってできるし、それによって自分自身も成長できてきたと思っている。

些細なことに気づけるかどうか。無理矢理やらされていると受け止めるか、それを楽しみにシフトできるか。その違いではないだろうか。
好きなことを仕事にするというのは、簡単なことではないけど、今やっている仕事の中に楽しみを見つけることは、やってみる価値があると思う。

その一番の近道がお掃除。お掃除から学ぶことは本当に多い。
お料理にも共通するけど、こころを込めることで輝く瞬間を目の当たりにできるから。

お料理研究家の辰巳芳子さんの言葉は、いつでもこころにストレートに突き刺さる。
それが奇抜だからでなく、ものごとの神髄をあらわしていると思うから。
お料理本としてだけでなく、哲学書としても読める「スープの手ほどき・和の部」はおすすめの一冊。

 

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ピンクバラ

ウェディングシーズン真っ盛りですね。

この5月のバラの季節に合わせて結婚式を待つ人も大勢いると思います。

日本では輸入のバラもたくさん入手できますから、どの季節も豊富に揃いますが、自然界でバラが咲くこの季節は新緑もまぶしく一年の中でも一番いい季節ですね。

今週、日本列島上陸の予想をされた台風もさほど被害がなかったようで、ホッとしています。
昨日の公園は、その日の朝まで残った雨のしずくがかんかん照りのお日様に照らされて美しく輝いていました。

今年は5月だというのに、台風が来たり、各地で気温が30度を超えているところも多いそうですから、気候が乱れているような気もします。

写真のバラは「ストロベリー・アイス」というチャーミングな名前。
バラを見る楽しみのひとつとして、その外見の特徴と名前を覚えること。

数多いピンク色のバラの中でもひときわ目をひいたのが、このストロベリー・アイス!! そこはなとない気品と少しはにかんでいながらも輝きをおさえられない花嫁のよう。
主役としてのスター性と若々しさが魅力ですね。

毎年お花を眺めていると、外見だけでなく、その内面もなぜか感じてしまうようになりました。
それでますますお花が愛おしく思えて、その品種が生まれた土地はどこなのかいつ頃なのか、名前とのバランスはどうなのか…と興味は尽きません。

ナチュラルなお花のようなウェディングドレス。自然界の草花や樹木からもたくさんのインスピレーションやヒントを得ます。
お花を美しいと思うように多くの人に愛されるドレス。花嫁をいちばん美しく飾る衣装としてのウェディングドレス。私たちがこころを込めて制作しています。

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かぁねぃしょん

ゴールデンウィーク中に姪から「おばの日」のカーネーションが届いた。

姪は現在1才3ヶ月の赤ちゃんの子育て真っ最中。
自分のことや家族のことにも手間もお金もかかる時期なのに私のことまで気にかけてくれて嬉しい。

私には現在4人の姪と一人の甥がいるが、上の姪たちはもう成人していて二人とも家庭を持っているが
子供成長は本当に早いとしみじみ。

小さい頃は、子猫ちゃんみたく可愛くて優しくて柔かかったのに。
今では子猫ちゃんみたいな赤ちゃんを育てているから、人生の早さは矢のごとしという言葉のたとえのとおり。

ところで姉の情報によると、カーネーションは多年草だから、小さい鉢植えからすぐに大きめの鉢に植え替えるか地植えすると
また来年も楽しめるとのこと。知らなかった!

毎年、きれいなお花をもらっては、枯らせて捨てていたので、いい情報。
お部屋の中にお花があるのはやはり嬉しいけど、早めに花壇に地植えして長く楽しもう。

姉の家では3匹の猫を飼っている。
犬の散歩の時に、その猫たちがゆっくりと着いて来てみんなでお散歩している様子が可愛かった。

姉は、穏やかで特別に愛情が深い人なので、動物にも人にも好かれる。
うちのキキも人に敏感だが、姉にはすごくなついていて、私が姉と電話している時も近くに寄ってきては「にゃあにゃあ」とご挨拶してくれる。

現在3匹のうち、一匹のオス(くろちゃん)が旅に出ているのか、行方知らずで帰ってこないらしい。
心配性の姉のために、くろちゃん早く姿を見せてあげてね☆IMG_3845